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『 エンジニアをリングする。』

【Windows】.gitkeepファイルの作成方法

Windowsエクスプローラー上で、. (ピリオド) から始まる .gitkeep というファイルなどが作成ができない...

そのため、Windowsにおける . (ピリオド) から始まるファイルの作成方法
または .gitkeepファイル作成方法 についての備忘録。

目的

  • gitkeepファイルを作成したい。
  • 初期開発において、ディレクトリ構成を先に準備(掘り出し)したい。
  • ディレクトリをGit管理対象にしたい。  

.gitkeepとは

そもそもGitでは、基本的に空ディレクトリを管理することはできないらしい...

基本的に、Gitはファイルを管理対象とするらしいので、
Git管理下にしたい空ディレクトリ配下にこの .gitkeep を置いてコミットすれば管理対象みなされるというわけです。

要するに .gitkeep とは、
『 ディレクトリをGit管理対象にしたい場合に使用するファイル 』とも言えるかと...

特に、ファイル内には何か掲載することはなく、ただファイル名に .gitkeep を付けるだけ

 

.gitkeepを新規作成する

ファイル名を指定して作成する

  1. エクスプローラー上で右クリックする。
  2. [新規作成] > [テキスト ドキュメント] を選択する。
  3. ファイル名に .gitkeep. と入力する。
  4. .gitkeep が作成される。

なんで.gitkeep. と入力するかというと、

ファイル名を入力する際、単に.gitkeepとすると
「ファイル名を入力してください。」 というエラーが表示されて再入力を求められてしまう。
⇒ これは、. (ドット) の手前までがファイル名と認識されるのが原因らしい。

そのため.gitkeepと入力する代わりに、
.gitkeep. のように末尾に . (ドット) を入力することにより、
末尾にある. (ドット) の手前 (.gitkeep) までがファイル名と見なされるようになり、期待通りのファイル名で作成が可能になるみたい。

整理すると、

【失敗例】
 入力値.gitkeep
 結果 :「ファイル名を入力してください。」
 理由 :ファイル名が存在しないと認識されるため

【成功例】
 入力値.gitkeep.
 結果 :.gitkeepが作成される
 理由 :末尾にある. (ドット) の手前までがファイル名と認識されるため

コマンドプロンプトからrenameコマンドで作成する

まず前提として、gitkeep.text というtextファイルを事前に作成する。

  1. gitkeep.textを準備する。
  2. コマンドプロンプトを開く。
  3. 準備したgitkeep.textが存在するディレクトリへ移動する。cd 移動先
  4. 準備したファイル名の名前を変更する。rename gitkeep.text .gitkeep
  5. .gitkeep が作成される。